5月5日は端午の節句です♪
スタッフブログ
2021年5月4日

みなさんこんにちは♪
宮田です。
さあ、明日は5月5日です。
みなさんご存知の子供の日。
近所で見かけませんか?
こんな風景を(^ ^)
昔は、厄除けの日だったのが、今では男児の節供へと変わりました。
兜や鯉のぼりをしつらえ、男児の成長や繁栄を願います。
そんな行事を端午の節供といいます。
その端午とは月の初めの午の日のこと。
中国の漢の時代以降、「ご」の音が重なる5月5日に定着したと言われているようです。
5月5日のように奇数が重なると悪いことが起こるという古代中国の思想から、
元々この日は菖蒲の香りや矢車の音などで邪気を払う厄除けの日でした。
鎌倉時代以降は、菖蒲が「尚武」に通じることから男児の節供となりました。
端午の節供に食べる「柏餅」や飾りには、どのような意味があるのでしょうか?
「柏餅」の柏の葉は、親葉が枯れても落ちずに新芽を守ることから「子孫繁栄」を表しています。
また、鯉の滝登りを表した「鯉のぼり」は「立身出世」
「鎧かぶと」は男児の成長を願っております。
菖蒲の葉を浴槽に入れた「菖蒲湯」も、
水で邪気を洗い流す「禊」という日本の風習と同様に邪気を払うと言われています。
簡単に実行できる、季節の室礼として、「菖蒲湯」に入ったり、折り紙で「兜』を折ったりして、
この外出自粛期間を有効に使って、季節を身近に感じて見るのもいいですよ♪
また、端午の節供と季節を感じる伝統的な建築として、
このような、内と外をつなぐ中間領域でもある「濡れ縁」。
チラチラと見え隠れする、光と風を感じる戸「格子戸」。
蘭草を編み上げる日本独自の敷物「畳」。
こんな伝統的な建築を見ながら、
柏餅を食べて、季節を感じれたら
どんなに楽しい時間を過ごせるか、
想像しただけでも楽しくなるのは
私だけでしょうか(^ ^)
rakuyaでも5月の室礼を。
お近くにお寄りの際はぜひ、ご覧くださいませ。
みなさんもぜひ、5月の室礼でこのコロナ禍を乗り切りましょう!
宮田でした♪